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宮沢賢治と『春と修羅』 ~文豪解説してみる~

きょうは、『春と修羅』から宮沢賢治の文豪解説!

解説!とまではいかないけど、ざっくり宮沢賢治という人をおはなし。

 

その前に、突然ですが、「中田敦彦のYouTube大学」って知っていますか?

「中田敦彦のYouTube大学」では、日本文学シリーズというのをやっています。

私は本を読むのが(とくに近現代文学)が好きなので、大好きです。

そういう見方があるのか!と思ったりしています。

 

ちなみに、『銀河鉄道の夜』と『星の王子様』はテレビ朝日「しくじり先生」で、
以前放送していて、もっと、いろんな作品を聞いてみたいと常々、思っていたら、「中田敦彦のYouTube大学」で、動画がアップされて歓喜しました。

 

そして、『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治)は、泣いた、全俺が泣いた(←古い)。
一度だけでなく二度泣ける、いや何度でも泣ける語り口、本当に尊敬です。


【文学】宮沢賢治「銀河鉄道の夜」ストーリー前編(しくじり先生リバイバル)

 

それからというもの、宮沢賢治が大好きになりました。
と、いうことで、私なりに宮沢賢治についてのおはなし。
(動画の内容じゃないことを、ほぼ喋ります)

 

まず、『銀河鉄道の夜』って有名ですよね。
宮沢賢治と言えば、『銀河鉄道の夜』が出てくる人が多いと思います。
私もその一人です。

でも、実は、『銀河鉄道の夜』は、1933年の賢治の死後、出版され有名になりました。
そして、宮沢賢治は、没後有名になった作家でした。

これ、意外じゃないですか?

 

宮沢賢治の生前に出版された作品は、2つしかありません。


『春と修羅』

童話集『注文の多い料理店』

 

今回は、『春と修羅』から宮沢賢治という人をお話ししてみます。


『春と修羅』は、詩集です。宮沢賢治てきに言えば、「心象スケッチ」。

この作品は、生前に出版されましたが、事実上、自費出版で出版されました。
ちなみに、童話集『注文の多い料理店』も自費出版です。
そして、『春と修羅』は、あまり売れなかった(一部詩壇には評価を得た)ので多くを自分で引き取ったようです。

『春と修羅』といえば、妹トシが亡くなる日の朝のことを書いた「永訣の朝」が有名です。
宮沢賢治にとって妹トシ(ちなみに妹は3人いる)は、ずっと応援し、尊敬し、支えてくれた大切な理解者でした。妹トシが亡くなったときは、かなりダメージを受け、作品に昇華されたんですね。

 

そして、私の宮沢賢治という人のイメージは、岩手でのんびり~って感じだった。
岩手から出ず、ひっそりと文章を紡いでいるのだと、と勝手なイメージを持っていました。

文豪ストレイドックスでもこんな感じだし。「わ~い、いわて~!」って感じじゃない?

『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』 カナちび缶バッジ 宮沢賢治

引用:『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』 カナちび缶バッジ 宮沢賢治

 


全然違う!!!

 

熱狂の人。
もはや、ポップじゃない松岡修造。

 

なぜかというと、宮沢賢治は、父親とケンカして東京に家出します!
そもそも、岩手から一度、出ていたんですね。

 

しかも、ケンカの理由が、宗教のこと。


え?なに、どうゆうこと?と、思いますよね。私も思った。

宮沢賢治の父は、地元の名士で、熱心な浄土真宗信者でした。
でも、賢治は法華経に感銘を受けて、父親に(そのほかの人にも)改宗を薦めていました。結構強めに!笑
そうです、熱狂的な信者でした。

そこらへんのことは、宮沢賢治記念館で知ることができます。

宮沢賢治が大事に持ってた法華経の本とか飾ってあります。(写真撮影は禁止でした)

www.city.hanamaki.iwate.jp

 

そして、東京では、日蓮宗の急進的団体である「国柱会」に入会とかしてるんですね。

それに、妹トシの葬儀では、家族が取り仕切った葬儀には、宗派が違う!といって参列せず、棺を火葬場へ運ぶときに、ずっと横で法華経を唱えていました。
想像するとなかなか、怖い。

ちなみに、2019年7月13日(土)~2020年2月16日(日)まで企画展やっています。

どうにか行こうと思ってる。

www.hbsmuseum.jp

 

あと、すこし前に流行ったよね、『銀河鉄道の父』。

調べていて、レビューを読んでみたら、宮沢賢治と父親との話のよう。

ずっと『銀河鉄道の夜』のパロディかと思っていた。食わず嫌いは良くない。

今度読んでみよう。

銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞

銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞

 

 

『春と修羅』の小話としては、
宮沢賢治は、『春と修羅』を「詩集」ではなく「心象スケッチ」と捉えていたので、
詩集と呼ばれるのを嫌がって、背表紙に書いてある詩集という文字を、
ブロンズの粉を塗って消していたそうです。ちなみにかなりの稀覯本(貴重な本)です。

なかなか偏屈なことを……!

 

ちなみに、このはなしは、「ビブリア古書堂の事件手帖」から知りました。

kenjizukan.blog.fc2.com

ちなみにこの「賢治ずかん」って素敵すぎる。宮沢賢治って愛されてるよね。って思う。岩手に旅行も行った時も、すごく感じました。


こんなニュースも。

www.asahi.com

 

童話集『注文の多い料理店』についても話したかったけど、意外と長くなった……。
そして、『銀河鉄道の夜』の話どこいった……。

 

私は、個人的には「中田敦彦のYouTube大学」では、川端康成『抒情歌』やってほしい。

また次回!

 

 作品詳細

春と修羅 (愛蔵版詩集シリーズ)

春と修羅 (愛蔵版詩集シリーズ)

 

 Kindle版はこちら。

『春と修羅』

『春と修羅』