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卒業(1967年)|感想・レビュー

卒業 [DVD]

 
監督: マイク・ニコルズ
 
出演:ダスティン・ホフマン キャサリン・ロス  アン・バンクロフト
1967年/アメリカ/107分

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アップリンク吉祥寺で鑑賞。
敬愛する友人に、良い映画だと薦められて観にいきました。

アップリンク吉祥寺の紹介だと、青春映画の金字塔だそう。
ちなみに、主人公のダフティ・ホフマンは、この映画で有名になりました。
友人によれば、トム・クルーズ主演のレインマンに出演していて、それもいいらしい。

青春映画の金字塔とよばれる本作だが、
エレインが、ベンジャミンをなぜ好きになったのか、最後まで分からなかった。
いや、その隣にいるカールのが良くない????と心の中ではずっとそう呟いてた。
観終わって考えると、20歳くらいのときは、あるよね、そういう血迷った選択。
今思えば、全く、好きになった理由が分からない人とかと冷静に考えた。
そして、そうゆう人はだいたいダメな人。

ベンジャミンが、エレインを執拗につけ回すシーンなんかは、すこし犯罪の匂いを感じた。
今の時代にあれをやったら、アウトだよね。
けっこうコメディ要素があったので、ポップだったけど、ホラー映画にもできそうだよね。
ベンジャミンが、エレインと結婚します、と両親に言うシーンは、笑えるシーンだったはずだが、
めちゃめちゃ恐怖を感じるシーンとして見てしまった。サイコパス性を感じた。

音楽は、サイモン&ガーファンクルが手掛けていて、
サイモン&ガーファンクルのシーンが、とてもよかった。
音楽が流れ出すと一気にさわやかさで溢れた。青春映画。

ストーリーでいえば、友人によれば、
ベンジャミンの大きい鼻とかは、ユダヤ系の血を引いてるという感じが、バンバンでてて、
ユダヤ人の中流階級の設定だよーということなんだそう。
そんなのただ観てるだけじゃ分らなかったよ。
家にプールふつうにあるぐらいのおぼっちゃまくらいにしか、観てるときは分からなかった。

『卒業』以前の映画って、不良が主人公の恋愛映画とかが多くて、
ベンジャミンのような中流階級を主人公とした青春映画は、あまりなかった。
この作品は、1967年に製作されたが、
その後、若者が、インテリが反旗を起こし、学生運動などをする、さきがけを描いていたともいえる。
それは節々に現れていて、親が子供の意見を聞かずに結婚を推し進めたり、
庭でのパーティで、ダイビングの格好をしたくないのにさせたり、と。

この時代の映画としては、テーマも含めて撮り方も、新しかったのではないだろうか。
撮り方では、映画のポスターにもなっている脚の間からのショットや、
待ち合わせの時のガラスに映り現れるショット。
ベンジャミンが、エレインの部屋でミセス・ロビンソンに誘惑されるシーンの
ミセス・ロビンソンの登場のショットを、とくに覚えている。
また、結婚式をしている教会に
エレインを奪いに行った最後のシーンは、有名で、その後の映画のさきがけになったそうです。

あと、エレインは綺麗だったな―。
ミセス・ロビンソンの美しさが話にのぼることが多いかもしれないけれど、
エレインのストリップバー(?)に連れ回せれてるシーンとか、最高にかわいかったんだよな。
そのあと、ハンバーガーを頬張っているシーンも、化粧がガンガン落ちてるとこもかわいかった。
ミセス・ロビンソンは、水着のあとがついてる日焼けが、エロくて良かった。

 

卒業 [DVD]

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2019.8.25 アップリンク吉祥寺にて鑑賞。