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『ポジティブ・チェンジ』の内容が目から鱗なことばかりだったので感想書きます

 ポジティブ・チェンジ

 

メンタリストDaiGoさんの本は、結構読んでいるのですが、

 

何冊も読み始めたきっかけの本は、この『ポジティブ・チェンジ』でした。
 
心理学の視点から考えていくという、この本の考えに、
 
とても共感できたので、紹介します!
 

序文:人間の脳はそもそも変化を嫌う性質がある

この序文が、すごく良かったです。

自分を変えたい

そう思っても、今まで変えられなかったのは、あなたのせいじゃないんです。

なぜなら、人間の脳はそもそも変化を嫌う性質があるというお話。

努力と根性というような精神論ではない方法で、

自分を変えていこう!という問いかけですね。

この本の良い点は、人間の思考がどうなっているのか?を

専門用語をわかりやすく解説してくれているところです。

たとえば、「人間の脳はそもそも変化を嫌う性質がある」というところでは、

 

「ホメオスタシス」と「アロスタシス」という言葉で説明しています。

人間の脳は、「変わらなくても生きていける」と思っているのです。
脳を含め、人間の体は現状を維持しようとする性質を持っています。

これを、ホメオスタシスといいます。

ホメオスタシスのわかりやすい例は、

甘いものを食べた時に血糖値が上がり、

インスリンを出して血糖値を抑えようとします。

そして、アロスタシスとは予測し先回りをする能力のこと。
甘いものを目の前にしたとき、

これから血糖値が上がるぞ!と予測して

先に血糖値を下げ始める機能です。

これが脳に備わっているのでは?と言われています。

一定の状態に保つためのとても優秀なシステムです。
つまり、これほど高性能のシステムを必要とするほど、

人間の脳と体は変化を嫌うということです。

 

血糖値を抑えるホメオスタシスと、先読みアロスタシスの存在を教えてくれることで、

ぐっと理解度が増します。


「人間の脳はそもそも変化を嫌う性質がある」という事実だけではなく、

どうしてそういう性質を持つのか?を解説してくれます。

本編の内容

 

私がこの本を読んで、一番参考になったのは、

やる気は、どうやったらでるのか?

誰でも一度は悩んだことがあるのではないのでしょうか。

その考え方を変えられたことです。

 

本書では、

 

やる気が出たからやるのではない

行動し始めてからやる気が出てくる

 

と、言っています。


逆転の発想!


と思ったら、人間には、「作業興奮の原理」というものがあると言われていました。

 

どういうことかというと、人間の思考は、


やる気が出る!

行動する

ではなくて、

行動する!

やる気が出てくる

 

と、いう仕組みになっているということです。


確かに、やり始めたら、面白いとか、やる気が出てくることってありますよね。

そこで、メンタリストDaiGoさんは、

 

めんどくさいと思ったら行動する!

そして、それはそれは徐々に最適化されていくよ!


と、言われています。なるほど、と。

この本を読んで「めんどくさいな~」と思うと、
この話を思い出して行動するようになりました。
 
ほかにどんなことが書いてあるのか
 
 
・アドラーの「使用の心理学」
感情は、道具であり、
喜怒哀楽は、都合に合わせ、出し入れできると、感情を解釈する。
 
だから、相手との対立を解決したいと言う場合、
起こってからなぞるのではなく目的を達成するために、
怒りを持ち出すということである。
 
・フロー状態について
クレモント大学院大学にいるチクセント・ミハイが提唱した、
有名な概念にフローがある。
フロー状態の中の1つ自我の消失と言うのがある。
だからネガティヴな感情が湧いてきたら何かに没頭したほうがよい。
 

・ホムンクルスとの絵
脳外科医のワイルダー・ペンフィールド作成したホムンクルスと言う絵がある。

これは体の中で感覚が鋭い部分ほど大きく描かれている絵である。

特に鋭いのは手、かお、口である。

参考:脳の中のこびと

 

・選択肢が増えると、幸せになれるのか?

コロンビア大学教授のシーナ・アイエンガーは、

人間は選択肢が増えれば増えるほど選べなくなり、思い悩む時間が増える。

さらに選んだ後、選ばなかった方の選択肢を後悔する時間まで増える。

結果、人間は選択肢が増えたは増えるほど不幸になると言っている

 

・ピーク・エンドの法則

行動経済学の創始者であり、

プリンストン大学の名誉教授であるダニエル・カーネマンの

ピーク・エンドの法則がある。

この法則は、人が体験を評価するときにある出来事の始めから終わりまでを、

まんべんなく判断材料にするわけではない。

1番気分が盛り上がった時であるピークと、

終わった時の記憶によって評価が決まる。

 

まとめ 自分を変えるためには、いろいろ考えてないで行動する!

 

自分を変えるためにはどうすればいいのか?

 

と、いうテーマで、人間の思考の習性をたくさん紹介されています。

それは、「人間は、こんなときどう感じるのか?」

心理学で提唱されているものを知ることで、

うまく利用していこう!ということですね。

 

さいごに、本書で、メンタリストDaiGoさんが、こんなふうに言われています。

 

理由があるから変われないのではありません。

変わりたくないから変われないのです。

 

この言葉を、思い出しながら、日々を過ごしていきたいと思います。

 

 

ポジティブ・チェンジ

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