Kindleに出会った
まず、私のなかで、Kindleは、ありえなかった。
紙の本がいちばんいいでしょ!という考えがあったからだ。
ある日、私が本が好きだということで、
友人がKindleをくれた。
しかし、私は、「Kindleなんてありえない」と思っていたし、
友人が使わないから、譲り受けたので、
使わないなら、捨てればいいや、くらいに思っていた。
しかし、使ってみるとなかなか良い。
ちなみに私が使っているのは、Kindle Paperwhite の第7世代。
そんななか、この記事に出会った。
人生でもう一度読みたい本をただひたすらに紹介する【Web本棚】
「Web本棚」
自分の部屋にある、うずたかく積まれた、積読本を思い出した。
もしかしたら、電子書籍なのでは……?
その考えが、頭をもたげてきた。
こうして、本を手放そうと思い始めたのだった。
本を手放したら気付いたこと
本を捨てると思い立って、不要な本を整理してった。
正直、身を切る思いだ。
言い過ぎかもしれないが、
本を手放そうと思ったとき、
まだ読んでいない本の罪悪感や、
影響を受けた本への執着心があった。
そして、本を自分の見栄のために所有していた。
(この記事にもそれについては詳しく書いた。
だから、本がなくなるのは、
自分自身が削がれていっている感じがする。
……なんだか言葉の感じが切実になってしまった。
とにかく、手放してみようと、手を動かして、
メルカリでちょうど50冊、手放した。
そうして、気付いたことがある。
本が減るたびに、
身軽になっている気がする。
そう感じられるようになったのは、
何冊所有しているかも、何冊手放したくないのかも、
分からないまま、私の頭のすみで、
ごちゃごちゃしたまま本が存在していたからだ。
年が明ける前に、手元に置きたい本以外は、
手放そうと思っている。
そのために、パッキングパーティーをしよう、と
この記事を見て思いついた。
物を持たないと、より豊かに生きられる。ミニマリストの体験(TED)
本で自分を埋めても埋まらない。大切なことは自分の中にある。